プログラムの特色を教えて下さい。
協力型のプログラムに関しては、大学での1年間で内科の研修は済ませていることも多いし、基礎的な知識は習得されているので、当院ではプライマリケアや救急など、現場の実践医療が早く身につくような研修内容にしています。
月に5~6回の二次救急の輪番日には、毎回研修医が2名ずつ付いて、救急患者の初期の診察に当たり、その後指導医が指導するという体制を取っています。
またどの科を回っていても、午前・午後、一週間に一枠ずつ当番の日を決めて、日勤帯に救急の患者さんが来られた場合には、初期の診察に当たるということになっています。
(日野先生は消化器内科で研修中ですが、取材当日が救急の当番日だったわけです。)
1年を通じて救急外来や当直で、外科系、内科系、全ての患者さんを診てもらうことになっているので、それは大きな自信に繋がっていると思います。3年目以降、一スタッフとして当直に当たることになったような場合に、そこでしっかり実用者としてやっていけることを目指して、鍛えていきたいと思っています。
それから研修医の数が少ない分、目が行き届きやすく、融通も利くプログラムになっています。
内科は7領域に分かれていて、重点的に勉強したいとか追加で勉強したいというような要望にも柔軟に対応できる環境が整っています。
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