当院は、日本赤十字社長崎原爆病院として、被爆者医療と赤十字病院としての社会的使命という 2つの大きな役割をもっております。
当院の特色の一つとして、赤十字の使命である災害救護について、 東日本大震災における救護活動を簡単に紹介します。
まずはじめに、被災した方々へ心よりお見舞い 申し上げるとともに、亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。
当院を含めた赤十字施設の職員は各種研修訓練等を通して平時より災害救護に備えており、このたびの震災では、当院から5/11現在で医療救護班7個班42名、延日数62日にわたり派遣しております。
当該日 現在も救護班1班6名を宮城県石巻市に派遣中です。
日本赤十字社全体として被災地各県に派遣した医療 救護班は733個班、取扱患者数は6万名以上にもなっております。
このように日本赤十字社は、災害救護 にあたり全国的に組織的に行動できる唯一の機関です。すでに発災より2ヶ月経過しており、現地における 救護活動も、刻々と変化しております。
参考までに掲載している写真は第1班(3/14~19)の活動写真 です。
当院では被災者救援の為、これからも引き続き救護要員の派遣を行っていきます。
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