2012年12月27日に長崎大学病院の病院見学に伺わせていただきました。
長崎大学病院は改装が進んでおり、とても綺麗な病棟が印象的でした。また手術室も改装予定とのことで、労働環境は今後ますます充実していくようです。
今回は1日麻酔科の見学をさせていただきました。見学の流れとしては、まず医局長に麻酔学教室についての説明をしていただいた後、午前中は麻酔科外来と手術室見学をしました。お昼をいただいた後はICUの見学と長崎大学病院の研修プログラムの説明を受けて1日の見学は終了でした。
手術室では全身管理の考え方について教えていただき、臨床の考え方に触れることができたいい機会でした。またタイミングよく輪状軟骨圧迫を用いた挿管を見学することができました。ICUは専従の麻酔科医が6名もいるとのことで、ICU専従の先生ならではのお話を聞くことができました。
患者さんのICU入室の際にはものの数分で作業が終了してしまい、先生やスタッフの手際のよさが垣間見られた一幕でした。
見学を通して何よりも感じたのは、先生方の接しやすさでした。今回多くの先生方とお話をさせていただきましたが、どなたも非常に話しやすく、私の要領を得ないような質問にも丁寧に答えてくださる優しい先生ばかりでした。また研修医の先生にもたくさんお話を聞くことができました。特に私と同大学出身の先生がすでに馴染んでいるのを見て、他大学出身でも気兼ねなく研修することができそうだと安心できました。
長崎大学病院は、豊富なたすきがけ先があり自由の利く研修プログラムを組むことができること、綺麗で広い研修医室や豊富なセミナーなど学習環境も充実していること、そして何より他大学出身でも垣根のない雰囲気があることなど、初期研修病院として魅力的な点が非常に多いように感じました。長崎での初期研修を考えている方は1度見学に訪れてみてはいかがでしょうか。
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