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平成24年1月6日、長崎医療センターの「冬の病院見学会」に参加し、産婦人科、肝臓内科、当直を見学させていただきました。サッカー部でお世話になった先輩が多く研修されており、「夏の病院見学会」や第2外科のポリクリの学外実習でも行ったことがあったため、今回はそれほど緊張することなく充実した病院見学を行うことができました。以下、今回の見学の内容と感じたことを簡単に述べさせていただきたいと思います。
午前は産婦人科で、主に朝の回診や手術を見学させていただきました。この日は特にお産が多く、先生方はとてもお忙しい中、私たちにも目を配ってくださり分かりやすく説明していただきました。帝王切開の手術も見学することができ、ひとつの命の誕生に立ち会うこともできました。
昼食前にはスライドで研修プログラムの説明を受け、昼食は研修医の先生方と一緒にいただきました。自治医科大学卒の先生や部活の先輩と気軽に話すことができ、1年目、2年目問わず仲良さそうな印象を受けました。ちなみに昼食は最上階の食堂でいただきましたが、この日の日替わりの和風ハンバーグは美味しかったです。
午後は肝臓内科で、主に内視鏡検査を見学させていただきました。たまたま珍しい症例を見学することができ大変貴重な経験ができました。案内してくださった先生が質問しやすい環境を整えてくださったので、検査中にも関わらず疑問に思ったことをすぐに解決できました。肝臓内科は研究の分野にも力を入れておられるそうで、臨床研究センターがとても充実していました。
当直は、内科当直を2年目の研修医の先生について見学させていただきました。長崎医療センターでは、救急外来のファーストタッチは外科、内科、小児科に関わらず、研修1年目から行うとのことでした。当直研修医の先生が1人で実際に診察している姿を見て、尊敬の念を抱くと同時に、自分も将来ここまでできるようになるのだろうかと思い、質問したところ、「1年目の先生達もこの時期はもう1人でガンガンやっているよ。」と答えてくださいました。研修医の先生方のモチベーションが高く、充実した指導の下で研修されているのだろうなと感じました。
全体を通しての感想ですが、研修医の先生方が生き生きと研修されておられ、病院全体が活気に満ちている印象を受けました。研修医の先生方の生の声を聞かせていただけたことはとても参考になりました。
「夏の病院見学会」ではドクターヘリを所有する救急救命センターと外科を見学させていただき、熱心な指導医の先生方や研修病院としての魅力を感じ、今回再び「冬の病院見学会」にも参加させていただきました。長崎医療センターの先生やスタッフの方々は私たち学生を快く受け入れてくださるので、何の不安も覚えることなく見学することができました。長崎医療センターで研修することを考えている方は、県外から見学に来られる方も新鳴滝塾の見学旅費サポートを利用できますので、実際に見学会に参加されることをお勧めします。
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