6月5日、1週間のポリクリ休みの期間を利用して長崎大学第一外科呼吸器外科チームにて見学をさせていただきました。
見学の流れとしまして、朝、永安教授先生と講師の山崎先生に挨拶したのち、呼吸器外科チームにお世話になることとなりました。手術日ではなかったため午前中は外来での気管支内視鏡検査の見学させていただき、昼食をいただいた後、午後は5年生および6年生と共に外科基本手技実習をやらせていただきました。
第一外科は6チームに分かれており、手術日は火・木となります。先生方は優しく、熱心に説明、ご指導をしていただき、外科医を育てようという熱意を感じました。
長大は7〜8年ほど前から増改築を繰り返しており、診療棟は改装され下層階が診療、上層階が医局と地下から最上階まで綺麗に生まれ変わりました。よく病院の繰り返した増築により迷路構造が形成されることがありますが、長崎は狭い土地柄のため平面的にはたいして迷うことはなく、迷子になっても階の間違えくらい程度で済みます。また、広くて綺麗な研修室、スキルラボなど研修医にとって恵まれた環境であると思います。また、国立歯学部を抱えており、上手く利用すれば自身の幅に広がるはずです。
長大の魅力は、多くの人が書かれていますが、垣根の低さにあると思います。これは長崎という土地柄、出島の頃から色々な人々が学ぶために長崎を目指した頃から培われてきたものとのことです。また、スペースがないために医局が密集していることも一役買っていると思われます。九州出身の方が九州外の大学医学部に進学し、初期研修を機に九州に戻ってきたいと思うのでしたら、長大を一度見学に訪れることをお勧めします。もう一つの母校となりうる魅力を長大は秘めています。
お忙しい中、時間を割いていただいた先生方、スタッフの皆様ありがとうございました。