資料請求・なるたき便り お問い合わせ
新・鳴滝塾
長崎県と研修病院による~医学生&研修医サポートプロジェクト~
トップ 新・鳴滝塾とは ごあいさつ 沿革 見学旅費サポート 研修病院紹介 医学生の皆様へ 病院見学レポート
トップ

>>医学生による病院見学レポート

>>佐世保共済病院見学レポート


後期研修のための病院見学エントリーはコチラから
 
長崎の研修病院を見学してレポートを書いてみませんか?詳しくはこちらから!
医学生による病院見学レポート
見学旅費サポートシステム
初期研修トライアングルコース
医学生による病院見学レポート
指導医講習会
指導医の声
フォトストーリー
最新レター
海外研修レポート
広報
最新レター
ながさき地域医療人材支援センター分室
長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット
 
あじさいプロジェクト

長崎のみどころ・たべごろ!
佐世保共済病院見学レポート
N大学6年 Y.A.
見学日:平成25年4月30日

 今回、私は平成25年4月30日に佐世保共済病院で病院見学をさせて頂きました。半日でしかも見学1週間前にメールをしてしまったのも関わらず、「泌尿器科もしくは腎臓内科の見学をしたい」という希望を受け入れていただきました。
病院見学は、まず木寺院長先生や病院見学中にお世話になる各部門の部長の先生方との顔合わせの後、病院説明、泌尿器科の手術見学、病院案内、そして腎臓内科の抄読会に参加するという日程でした。
 病院説明では佐世保共済病院の診療科についての説明がありました。内科は腎臓内科や循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、小児科などで、神経内科や内分泌といった内科はなく余り多くない印象ですが、外科は充実しており、消化器内科を始めとして血管外科や乳腺外科、泌尿器科、脳神経外科、耳鼻咽喉科等々、数多くの科が充実しています。
 その後は、泌尿器科の江口先生に見学する手術の説明をして頂きながら、尿路結石に対するf-TULを見学しました。先生はとても気さくな方で、説明を聞きながら気になったf-TULとr-TULの使い分けや全く関係ない腎摘後の尿管の処理はどうするかなどの質問に対しても丁寧に答えていただけました。また、病院では積極的に研修医に外科等の仕事を割り振っていただけるようで、今回見学したf-TULなどは研修医の内に出来るように鍛えていただけるそうです。そして、麻酔科の深野先生に病院案内をしていただきました。現在は、改装が入っていたらしくタイミングがよくなかったようですが、全体的な雰囲気はよく先生同士も科を超えた所で仲良くしておられるようです。佐世保共済は科によって九州・長崎・久留米・佐賀といった大学が混じっているので少し心配でしたが、研修医で行っても特に気にせず他科の先生にご指導頂けそうでした。この時たまたまaFを起こしていた患者さんに対するDCを見学することが出来ました。クリクラやポリクリではDCによる治療を見ることはなかったので勉強になったと思います。
 最後に腎臓内科での抄読会ですが、「A multionational cohort study of in-center daily hemodialysis and patient survival」といった通常の血液透析と連日行う血液透析の予後などについて触れた論文やIgA腎症発症後の経過期間と扁桃腺摘出+ステロイドパルスによる寛解率の関係などの論文を読みました。抄読会は週2回やっているそうです。今回は外来見学をしていませんが、こういった知識を日々up-dateしている腎臓内科に関しては研修医で基本から新しい知識まで学ぶことが出来ると感じました。
 総じて今回の病院見学で思ったことは、外科に興味がある医学生や腎臓内科に興味がある人は佐世保共済病院という選択肢もいいのではないかと感じました。とはいえ、今回は腎臓内科以外の内科や外来、救急など見学できていない所も多くあったので次回見学する機会があればそこを見てみたいと感じました。

今回の病院見学では急なお願いにも関わらず調整をしてくださった事務の方や先生方、ありがとうございました。







新・鳴滝塾事務局 〒852-8501長崎市坂本1丁目7-1 Tel.095-865-8351
Copyright (C) 2011 SHIN NARUTAKIJYUKU. All Rights Reserved.